モロッコの唐辛子を日本へ～規格を満たした商品を開発

摘要

日本は唐辛子の国内消費量のおよそ8割を、中国からの輸入に依存している（図）。中国産唐辛子の価格高騰が懸念される中、小林桂株式会社は「代替産地を確保せよ！」を合言葉に、モロッコでの唐辛子生産に着手。ジェトロのプログラム（「開発輸入企画実証事業」）を2年間活用し、辛味の効いた、香り高い、モロッコ産唐辛子の輸入を開始した。日本の商品規格·安全性に対する基準を満たす商品が実現するまでには、人知れぬ企業努力があった。