商取引の右側通行による等価交換と複式簿記 -借方と貸し方-

摘要

複式簿記は、会社に入れば、全ての人が知らな ければなりませんが、それを専門にしていない技 術者にとっては、非常に取つ付き難いものではな いかと思われます。久保博正氏による下記の図書 は、商取引を右利きでのキヤツチボールに喩え、 仕訳伝票の左側（借方）には入ってくるものを書 き、右側（貸方）には出て行くものを書くと、大 変わかりやすく説明されています。そのために、30年近くに亘つてロングセラ一であるとともに、 韓国語にも翻訳されているそうです。ところ力ミ'、 この考えは、簿記専門の先生によるものではない ためか、他の図書で採用されたり、発展されたり した形跡はほとんど無いように思われます。