インタビュー ぐるなび第2創業期に向けた戦略

摘要

何か食べようと考えると、まずインターネット で店を調べる。この発想が当たり前になっている 現代、サービスの便利さ、目新しさで飲食店の検 索サイト業界がますます競争を激ィ匕させている。 日本におけるパイオニアともトップランナーとも 言われる「株式会社ぐるなび」（東京都千代田区 丸の内、久保征一郎社長）は今、「第1創業期」を終えて「第2創業期」に入ったと称し、新戦略 を携えて事業の新たなステップアップを模索し始 めた。福島常浩総合政策室長にぐるなびの「これ まで」と「これから」を聞いた。——私事で恐縮ですが、別の取材で横浜の飲食店 のオーナーと話していたら、「うちは、ぐるなび さんでもつているようなものですよ」と言うので す。その店は繁華街からちょっと離れていて、し かも人目につかないところにある、飲食店として は致命的な立地条件です。でも、ぐるなびさんを 始め、いくつかの飲食店検索サイトで営業が続け られていると言ってもttい過ぎではない、と話し ていました。