加賀野菜の機能性と加賀野菜を利用した食品開発の支援

摘要

石川県では「加賀野菜」と呼ばれる伝統野菜が栽培、採取されている。加賀野菜とは、主として昭和20年以前から金沢市近郊で栽培されてきた野菜であり、平成9年に金沢市農産物ブランド協会の設立と同時に認定を始めた。 現在は、さつまいも（五郎島金時）、加賀れんこん、たけのこ、加賀太きゅうり、金時草、加賀つるまめ、ヘタ紫なす、源助だいこん、金沢せり、打木赤皮甘栗かぼちゃ、金沢一本太ねぎ、二塚からしな、赤ずいき、くわい、金沢春菊の15品目が認定されている（図1）。