総合的病害虫、雑草管理(Integrated Pest Management:IPM)とは、農林水産省の定義によると「利用可能なすべての防除技術を経済性を考慮しつつ慎重に検討し、病害虫及び雑草の発生増加を抑えるための適切な手段を総合的に講じるものであり、これを通じ、人の健康に対するリスクと環境への負荷を軽減あるいは最小にする水準の維持を図るものである。総合的病害虫、雑草管理は、農業生態系への影響を可能な限り抑制することを通じ、生態系が有する病害虫及び雑草抑制機能を可能な限り活用することにより、安全、安心な農作物の(低コストでの)安定生産に資するものである」とされています。
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