和食のグローパル化と現代的意義

摘要

健康や長寿の秘密を探るために、WHO（世界保健機関）の協力を得て、世界各地で調査、研究を続けた結果、栄養的にも伝統的な和食は優れた「栄養食」であることが実証された。 まず、米が主食で、脂肪の摂取量が少ない。 摂取カロリーの半分以上を脂肪やたんばく質ではなく、炭水化物から摂っている。 これは先進工業国では珍しい特徴である。常に魚を食べるのもよく、タウリンなど魚に多いアミノ酸が動脈硬化や高血圧を防いでくれる。 それに豆腐、納豆、豆乳など大豆製品が多い。