ロ蹄疫ウィルス血清型0の実験感染牛における血清アミロイドA， ノ 乂プ卜グロビンおよびI型ィンターフェ口ンの急性相反応の分析

摘要

日本では，2000年に続き，2010年 に口蹄疫が発生し，畜産業界に甚大な 被害を与えた。今後も再発生の可能性 は捨てきれないことから，口蹄疫発症 初期の臨床症状について十分研究して' おくことは，臨床獣医師にとって重要 であると思われる。そこで今回は，牛に口蹄疫を実験感 染させて.感染初期の血清生化学検査: 値を調べた報告を紹介する。このよう な感染性の強い伝染病の感染実験を行 うことは，通常はきわめて困難である ことから.今回の報告は大変貴重なも. のといえる。 （伊東登）