いかに食わすかを基本にTMRの自家調製へ

摘要

藤岡牧場は現在、草地7．5ha（うち借地転作田2．5ha）に乳牛112頭（うち経産牛80頭、哺育、育成牛27東、北海道への預託牛5頭）を飼養している。　草地は昨年まであった一部永年牧草地をやめ、今年からは全面的に冬作はイタリアンライグラスとライ麦の混播、夏作はヒエを作付け、ロールサイレージにする。　こうした作付けにする理由について、藤岡さんは「ロールは1日1個の給与として360個作っていたが、育成牛の分を含めると足りなかった。イタリアンにライ麦を混播すると収量が上がるし、ヒエは自然に生えるものを使っていたが、今年からはよく生える水田ミレットを作付けすることにしました」と説明する。