ウコン錠摂取後の非環式レチノイド·ゲラニルゲラノイン酸の血中濃度の変動

摘要

直鎖状シテルペノイドのゲラニルゲラノイン酸（GCA）は，非環式レナノイドとして開発中の発がん抑制剤の1つである．化学合成したGGAは肝がん同來細胞株HuH-7にアポトーシスを誘導するが．止牒'肝細胞培養系には卿泡死を誘導しない．また．非環式レナノイドは肝がんの術後患者を対象とした二重盲検臨訂度験にて，1日600mg1年「帥〕服用で副作川のほとんどないことも明らかにされている．我々はこれまでに．合成物質として知られていたGGAが自鮭料こも存在することを明らかにし，数十種頬のハーブ（ターメリック．バジル．シナモンなど）にGGAおよびその閑辿物質が含まれていることを報告した．そこで，今回はGGAの比較的多く含まれるサプリメントであるウコン縦を摂取した場合，GGAが体内に吸収されるかどうかを検討した．