山実生苗力ら躾け歹

摘要

赤松は日本全国に自生を見る身近な樹。と言って、他人の山からかってに引っこ抜いてきてはいけません。 自分で採取を行なうのなら、持主の許可を必ず得てから行ないましょう。 ではその許可が得られれば、いよいよ山実生苗を採取 袢·螘r期は一年じゅう可能なのですが、春先か、秋に入ってからの方が活着は良いようです。 採取にあたってはできるだけ根を切らないよう丁寧に抜き取り、湿らせた新聞紙にくるんで持ち帰って、適切な植え替えと、管理をしてやれば、そう枯らす心配はありません。 山実生苗の魅力の一つに土中に埋もれた幹芸の妙味を見逃すことはできません。 幹径がわずか5m程度でも、芽当たりや節を数えると10年程度の年数を経ているものも少なくないのです。