ウミガメと信仰のまちひわさ

摘要

日和佐町は、徳島県南東部の県南海岸の中央部に位置する人口約5，700人の町です。 おおむね北から西は海部山脈を背にし、東から南は、太平洋に面し、大きく開けています。 耕地は日和佐川、赤松川、北河内谷川、奥潟川などの流域に沿って帯状に点在し、日和佐川河口には臨海平地が開け市街地を構成し、地方港の指定を受けた良港“日和佐港”を備え、本町の中心部をなしています。海岸線は、風光明楯なリアス式海岸で千羽海崖やアカウミガメの産卵地大浜海岸などを有し、室戸阿南海岸国定公園の中心に位置しています。 古くから漁業基地、門前町、商業農林業地として栄えており、現在も徳島県南の中心地方都市として発展をしてきました。