徹底した管理と省カ化を実践牛根の「ぶり大将」を全国へ!

摘要

牛根漁業協同組合(鹿児島県垂水市)の養殖プリ「ぶり大将」は、平成19年11月に鹿児島県の地域ブランド「かごしまのさかな」に認定された。「ぶり大将」を全国へ広めるため、牛根漁協では安全安心対策、生産技術向上、販売強化に力を入れている。同漁協で参事を務める大園昭洋さんと、総務.販売を担当する清水誠さんにブランド化の取り組みについて話を聞いた。昭和43年、同漁協は鹿児島県で最初にプリ養殖を開始した。当時、牛根地区で行われていたカタクチイワシの蓄養技術をもとに、ハマチの試験養殖に取り組んだことが始まりであった。最盛期の昭和お年には84経営体が養殖を行っていたが、現在はU経営体となつている。経営体数は減少したものの、生簀の許可枠(8m角生簀X 6 5 6台)は変わつておらず、1経営体当たりの規模が大きくなつているという。