決算-節税の注意と納税の意味

摘要

決算とは、決算書をまとめて一定期間にどれだけ儲かったか、この期 間の財務状態がどうだつたかを明らかにすることです。どれだけ儲か つたかに応じて会社に納税義務が発生しますが、今回は決算時の節税 の是非と、税務調査対策についてご紹介します。前回は貸借対照表と損益計算書を 使って、財務分析の方法を勉強しま した。財務分析をして、同業他社比 較ゃ過年度比較をすることによって 自社の強みや弱み、今後の課題など が見つかりますので、なるべく毎月 実行してみましょう。さて、第7回目となる今回は「決 算」についてです。決算とは、会社 が一定期間にどれだけ利益を上げた か、それによつて財務状態がどう変 わつたかを明らかにすることです。 この目的は、①情報として次年度の 経営に役立てることと、②納税額を 決めることです。会社は、決算で出 た利益額に応じて法人税を支払つて いるので、その手続きに使われるわ けです。そこで今回は、決算時のポ イントとして「節税」と「税務調査」 に絞ってご説明していきます。