自動搾乳システムくいわゆる搾乳ロボット）を利用した搾乳の実際について

摘要

自動搾乳システム（いわゆる搾乳ロボット）は、酪農家の1日の作業の中で時間的に大きな比重を占める搾乳作業を軽減し、ゆとりの創出、雇用労働費の低減を図るとともに、搾乳回数を増やすことによる生乳生産量の増加等を目的としてオランダを中心として数社により開発が行われ、現在そのシステムは実用化の段階に入っている。 オランダでは2社で製品として販売され、合わせて100台程度がオランダ国内で稼働している。 日本でもその2社の製品が輸入され、現在稼働している搾乳ロボットは両社合わせて6台となっている。