グループの先端技術を一堂に：ダイムラー·クライスラーテクノロジーデー＆ウニモグの故郷を訪問ウェルト工場見学記

摘要

去る10月，ダイムラー·クライスラーグループ（以下DCグループ）は世界のグループ商用車各社（独：メルセデス·ベンツ，日：三菱ふそう，米：フレイトライナーなど）の主要先進技術を一堂に集め，披露するイベント“ダイムラー·クライスラー·テクノロジーデー”を開催した。 イベントが開催されたのは，ドイツといってもオランダとの国境に程近い北海沿いの港町，パーペンブルク。 ここには古くから大規模な造船工場があり，現在でもその筋では有名な町ということだ。 このパーペンブルク郊外に1周12.5kmの延長を持つ大規模テストコースがあり，敷地をフル活用してDCグループの最先端テクノロジーが紹介された。 今回紹介された技術は，各種の車両安全性技術と，環境技術やハイブリッド·燃料電池等の次世代車両技術の大きく2分野に分けられる。 ここでは車両安全性技術を中心にご紹介していく。