グローバル物流拡大と日本の対応課題

摘要

日本パレッ卜協会（山﨑和彦会長） は先に都内で賀詞交歓会を開催したが、これに先立ち新春講演会も行われた。講演の演題は「グローバル物流における国の取組み」で、講師は国土交通省総合政策局国際物流課課長補佐の相川航氏。日本の貿易額が対アジア地域を中心として急速に拡大する中、国際貨物輸送量も増加基調にあり、グ口—バル物流の競争力強化は今後の必須命題となる。日本パレッ卜協会もァジァの業界団体との協力関係を強めつつ、競争力強化を図る取組みが続く。以下、相川氏の講演要旨を紹介する。