社会の変化に対応した見直しにより一層信頼されるJASヘ

摘要

農林水産省では，農林物資の規格化等に関する法律(JAS法)に基づき，JAS規格制度の企画·立案等を行っています。JAS規格制度は，農林水産大臣が定める日本農林規格(JAS規格)を満たしていることを確認(格付といいます。)した製品にJASマークを付けることができるというものです。JASマークが付けられている製品は，一定の品質や特色をもっていますので，事業者間で取引をする際や，消費者が買い物で商品を選ぶ際には，JASマークの有無が重要な目印となります。JAS規格については，社会のニーズの変化に対応し，定期的(5年ごと)に見直すこととされています。林産物関連のJAS規格については，最近の日本国内における林業·木材産業を巡る活発な動きを踏まえ，積極的に見直しに取り組んでいるところであり，一昨年度は直交集成板(CLT)の規格を新設し，昨年度は枠組壁工法構造用製材及び枠組壁工法構造用たて継ぎ材の2つの規格について見直しを行いました(本年6月7日に改正告示が施行)。