個人向け品目に順位の変動

摘要

2002年度より始まった企業業績の改善は、その度合いを強めながら05年度まで4期連続増収増益を記録してきた。それは、当初こそリストラ効果によるところが大きかったが、外需そして内需の回復にともない、新たな成長を目指した“攻めの経営”が徐々に効果を発揮しはじめてきたことで、より力強いものになってきている。経済グローバル化の一段の進展、中国をはじめ新興市場の急成長にともなう新たな競争者の出現など、日本企業を取り巻く環境はさらに激しさを増してきている。こうした厳しい環境を勝ち抜くためには、高い競争力を持った強い商品・サービスが欠かせない。