Westrum教授のご逝去を悼んで

摘要

本学会の外国人特別会員だったEdgar F. Westrum, Jr.教授は2014年5月7日に逝去されました。教授はミシガン大学化学科に移って以来、43年間に亘って教育•研究を行い，低温熱容量測定のエキスパートとして多くの弟子を育てられました。またUS Calorimetry Conferenceの立ち上げや, J. Chem. Thermodyn.の創刊などに大きな役割を果たされました。海外への支援や共同研究も多く，本学会の発展にも大きな貢献をされた方ですので，その逝去は惜しみて余りあります。関先生より4歳若いのですが，親しい友人の後を追うかのように旅立たれました。