三菱電機新型のレーザー加工機生産性が20%向上

摘要

三菱電機㈱(東京都千代田区丸の内2-7-3、☎03-3218-2111)は、2019年11月に兵庫県尼崎市のメカトロソリューションセンターで、レーザー加工機や放電加工機の內覧会を実施した。4月に発売したファイバーレーザー加工機の新機種「GX-Fシリーズ」(写真)などを紹介した。AIァシスト機能を強化しており、顧客の自動化二ーズに対応する。GX-Fシリーズは自社製の新型ブアイバーレーザー発振器を搭載したことで、高信頼性と高生産を両立し、従来比で生産性を20%向上した。AIを活用した加工条件の自動調整機能も搭載し、連続自動運転時の安定性を高めた。また、IoTを活用したリモートサービスで遠隔からの稼働監視、予き全を可能とした。さらに独自の流体コントロールにより、加工時に生じる金属くずの除去に用いるアシストガスの使用量を最大で90%削減した。レーザー加工機のランニングコスト低減に貢献する。