レノボ4～6月期 スマホが業績牽引台数でPC上回る

摘要

中国のパソコン·スマートフォン(スマホ)大手メーカー、レノボ(聯想控股、北京巿海淀区)は、2014年4～6月期の決算を発表した。前年同期比18%増となる104億ドル(約1兆580万円)を売り上げた。スマホの販売が好調で、出荷台数べースで初めてパソコンを超えた。スマホの出荷台数は1580万台だった。4～6月期の純利益は2億1350万ドル(約217億円)で、前年同期比で23%増加した。同期のスマホ出荷台数は1580万台(前年同期比39%増)で、業績拡大に大きく貢献した。パソコンの出荷台数は1450万台(同15%増)、タブレット端末は230万台(同67%増)。初めてスマホがパソコンの出荷台数を上回り、世界スマホ市場でレノボは4位につけた。レノボは年内に、モトローラから買収したスマホ事業と、IBMから買収したサーバー事業の手続きを完了させる。これにより2015年はさらなる業績拡大が期待される。