ロンジー ウエハー能力を増強19年に年産20GW体制

摘要

中国の太陽電池用シリコンインゴットとウエハー製造大手のロンジー(隆基硅材料、陝西省西安市)は、既存工場の拡張や雲南省麗江市の新工場の稼働開始により、2019年にインゴットとウエハーの年産能力を20GWに拡張する。 ロンジーは太陽電池用の単結晶型ウエハーの出荷量で世界トップの座にある。電力コストが安い寧夏回族自治区銀川市でインゴット工場を稼働し、陝西省西安市でウエハー加工している。これら工場の年産能力は7.5GW(16年末時点)。17年は両工場を増強して12GWに拡張する。18年は建設中の麗江工場(雲南省)を稼働させ、年産能力を17GWに引き上げる。さらに拡張を続け、19年には全工場の年産能力を20FWにき上げる。