FPCと検査機で5Gに貢献カスタ厶メードロボットを提供へ

摘要

太洋工業㈱(和歌山市有本661、☎073-431-6311)は、主力の電子基板事業における次世代FPCの麗、基板検査機事業の躍進、さらに、産業用ロボットのシステムインテグレーションサービスの提供開始といった新たな領域を開拓している。代表取締役社長の細江美則氏に事業戦略と展望を伺った。--まずは2018年12月期決算から。細江売上高は前期比8%増の45億8200万円、営業利益は1億2200万円(前期は2900万円の損失)となった。電子基板事業は、量産案件と高難度製品の受注増で、医療機器メーカー、その他のセットメーカー向けの増収が寄与し、増収増益だった。基板検査機事業は、アジアを中心に外観検査機や通電検査機などが総じて好調で、増収黒字に転換できた。この両囊が貢献した。