アジアのICT産業を主導「日本人初」世界電気通信賞

摘要

早稲田大学の電子政府•自治体研究所の所長で、国際CIO学会の会長を務める小尾敏夫さんが、今春5月に、日本人で初めて世界電気通信賞を受賞した。アジアのICT産業を指導して、その発展に貢献したことに加え、リーダーシップを発揮して卓越したイノべーション政策を推進した業績が認められた。この世界電気通信賞は、インドで最大のICT産業団体であるインド情報通信産業連盟が主催し、インド政府(情報通信省)と国連の国際電気通信連合(ITU)が共催して贈呈している。今回、インド商工会議所で行われた授賞式には、約300人のIT分野の産官学関係者、国際機関関係者などが集まり、ITUのハマデゥン•トゥーレ事務総長、カピル•シバルインド通信情報技術大臣が、小尾さんに賞状を手渡した。