反強磁性体のスピン反転新しいモデル提示か埼玉大が可能性指摘

摘要

埼玉大学大学院理工学研究科の谷口弘三准教授らの研究グループは、有機物反強磁性体において、約4000ガウスという比較的弱い磁場の印加により、50%のスピンを180度回転させることが可能であることを主張。これにより反強磁性体のスピン反転の新しいモデルを提示している可能性を見いだした。