「認証機関」活動について

摘要

海外鉄道市場では鉄道製品の規格適合性認証が重要性を増しており、この動向に対応して、我が国では交通硏鉄道認証室を、国内初となる鉄道認証機関として設立した。認証機関活動の主業務はサプライヤ側と調達側の両者から中立な第三者組織として製品を審査し認証書を交付することである。さらに認証業務の品質すなわち第三者性と業務手続きの正当性を達成し維持するこも必須であり、そのための多種多様の業務がある。ISOとIECはこのような認証機関の在り方に関する国際的指針を定めている。交通研鉄道認証室は昨年、この指針に対する適合の認定を認定機関であるNHTEから取得した。