【イギリス】サリー大学滞在記：イギリスで過ごした貴重な時間

摘要

2018年3月から1年間、ィギリスのサリー大学へ留学する機会を得た。一概にイギリスと呼びがちであるが、正式にはグレート•ブリテン及び北アイルランド連合王国であり、略して連合国(英語ではUnitedKingdom、略してUK)と呼ぶ。日本で呼ぶ通称イギリスは、連合国の一部であるイングランドがなまつたものとされているが、ここでは日本でもなじみ深いイギリスで統一したい。イギリスは、ロンドンなどの都市を含むィングランドと西海岸のゥェールズ、北海岸のスコットランド、北ァィルランドの四つの国から構成されている。そのなかでサリー州は、イングランドの南東部に位置する地域の一つで、首都であるロンドンから電車で40分程度のところにある。サリーには、総人口約100万人が生活しており、緑豊かでなだらかな丘が広がつているのが特徴である。サリー大学のメインキャンパスは、歴史的な町の一つでもあるギルフォードの中心部にあり、町を•するギルフォード大聖堂に,接する丘の上にある。Stag HillとManor Parkの二つのキャンパスからなり、約1万7000人の学生が学んでいる。最も重要な地域開発の一つとしてSurrey Research Parkがある。ここには現在、研究開発活動に従事する100以上の企業、スタツフは総勢2500人が参加している。また、学生の3分の1以上が留学生であり、学生の多様性に富んでいる。筆者がここを訪れるのは今回で2度目である。3年前の2015年、東海大学にて博士課程の学生であつた筆者は、指導教員の紹介でサリー大学を訪れた。当時は、2ヶ月間の共同研究を経験しており、今回の受け入れもスムーズに進んだ。