商店街活性化ィベントのインターナル·ブランディングに関する研究: あるくん奈良まちなかバルを事例として(その2)

摘要

本研究は，商店街活性化の手法として注目されるバルについて，あるくん奈良まちなかバルを対象に，マーケティング分野で用いられる手法であるインターナル·ブランディング手法を活用したものである。継続的な調査結果の報告を通じた本研究のプロセスを通じて，商店主にバルの価値や意味が浸透していく過程がデータとしても明確に示されており興味深い。普段はあまり意識されていない，バルという非日常的イベントの日常の営業との連続的関係が可視化されることで，取り組みが積極化し，各店舗の売上向上，顧客の獲得が図られ，そのことがひいては商店街活性化につながるという相互関係が浸透した点がその効果と考えられる。まちづくりや商業活性化施策は継続的に変化や状況に対応する経営的視点が求められるが,当該分野においてはこうした分析手法や効果測定については発展の余地があり，本研究はその一翼を担うものとして期待される。%In this study, it assume "Nara Bar" case study. And we made "area Branding tool kit". As one of the means of Internal Branding, We reported a past questionnaire result. It carried it out for the purpose of canceling a gap. The following became clear.(1)Will for the event rose by a shopkeeper understood the purpose of the event, and confirming an effect. (2) Will to wrestle with because a shopkeeper grasped the evaluation of the participant precisely rose. Internal Branding is important in a revitalization of shopping district activation event.