粉体塗料の実用化に関する研究その4 実建物における耐候性評価結果（暴露2 年）

摘要

各種粉体塗料を実部材へ適用し、実建物の屋上にて耐rn候性を評価するとともに、４暴露地において試験体の屋rn外暴露試験を実施して耐候性を評価した。暴露2 年（宮rn古島市は暴露2 年半）の結果を以下にまとめる。rn1)ふっ素樹脂粉体塗料およびふっ素・ポリエステル複合rn粉体塗料において、溶剤系熱可塑形ふっ素樹脂塗料rn(PVDF)と同等の耐候性を示すものが認められた。一方で、rn耐候性に劣るものも認められ、塗料間の性能差が大きい。rn2)促進耐候性試験の結果で光沢保持率の低下が認められrnたポリエステルPEH とふっ素・ポリエステル複合FP4 は、rn屋外暴露試験結果と相関が認められた