秋田市の地区のイメージにおける境界認知構造と空問構成要素の研究: 秋田市の都市のイメージに関する研究（その3)

摘要

都市はある特微を持った地区の集合体として形成されていると考えられる，ケヴイン·リンチの「都市のイメージ」文1> や志水英樹の「街のイメージ構造」に代表するように、都市をある特徴のもとイメージの集合体として捉えることが出來ると言え、秋田市においても多様な地区により街が構成されている。本報では、前報までに行った境界認知指摘実験において捉えた境界認知構造に新たに収集したデータを加え、秋田rff内の境界認知度の高い地区を改めて抽出し、それらの地区の境界認)a構造と用途地域及ぴ地域形成の変遷とを比較し地区の性Kを明らかにする.また、強く認、知されている地区に対し、空間の，，囲気を定量的に分析する「心理量分析」及び、空間を構成する要素の中で印象に残るものを定量的に分析する「指摘量分析」を実施し、より詳細に地区の特徴を捉えることを目的とする。