『学術情報基盤の今後の在り方について』第3部「我が国の学術情報発信の今後の在り方について」

摘要

2006年3月23日付けで，文部科学省から「学術情報基盤の今後の在り方について」と題する報告が公表された。ここではその第3部である「我が国の学術情報発信の今後の在り方について」を紹介する。この報告の著者は，「科学技術・学術審議会学術分科会研究環境基盤部会学術情報基盤作業部会」という長い名称になっているが，内容の具体的検討は3部構成の各部について，上記作業部会の下にワーキンググループ（WG）を設置して進められ，この第3部は「学術情報発信WG」において議論されたものである。