サムスン電子と資本提携 中小液晶パネル供給強化 注目されるIGZOの動向

摘要

シャープは6日、韓国サムスン電子日本法人のサムスン電子ジャパン(東京都千代田区)との間で資本提携を結んだと発表した。サムスン電子ジャパンの出資額は103億8316万円。議決権べースで出資比率3.08%を握る。シャープは、100億円あまりの資金を液晶パネルの高精細化の技術導入や、モバイル機器用の中小型パネル設備の合理化などに充てるとしている。今回の資本提携によってシャープは、サ厶スン電子向けに供給している液晶パネルの取引を拡大する。