バレタイジング問題のための形質を継承する遺伝的アルゴリズムの提案

摘要

最近，異なる形状の積荷を扱い，積荷の安定性などを評価するモデルが谷口らによって提案された． また，これに遺伝的アルゴリズムを適用することで，有効な積載状態が実現されたと報告されているしかしな がら，そこで提案された方法での遺伝子型は，すべての積載状態を表現することが不可能であると考えられる． 本研究では，形質の継承を目的として，新しいコーディング法と遺伝的操作を用いた新たな手法を提案し，その 有効性を検証する．