身体活動・運動分野の取り組み

摘要

過去10年間の身体活動量の減少は、生活習慣病のリスクを高めるだけでなく、高齢者の生活機能の低下、ひいては次世代の社会負担の著しい増加を誘発することが懸念される。国民の身体活動・運動習慣の減少は、これらの問題の主要な安岡の一つであることから、健康円本21（第2次）や健康、づくりのための運動基準・指針などを大いに活用して、個々人や政府・自治体の努力のみならず、あらゆる社会資本の動員を図り、国民の身体活動・運動習慣を改善していくことが期待される。