最先端の環境に人間像を映し出す鐁

摘要

入江　人間が入り込める最小スペーrnスから都市まで連続していく視野rnは、コルビュジェ作品に通底していrnると思います。その視野を補強したrn代表的なものが「モデュロール」。rn「モデュロール」は、「その寸法rnを実際の設計に使うと、とても便利rnだ」という類のものではありません。rnモダニズムの人間性をシンボリックrnに描いたものだった、と考えた方がrn素直でしょう。どんなに大きな都市rnでも、住宅に至るまで、そこにはrn「モダニズムの人間性」が見えるこrnとを示す「イコン」だったと思いまrnす。rnところが、実現したコルビュジェrnの住宅のプランを見ると、モダニズrnム的イデアではないアイディアをたrnくさん採用しているのです。