管理職の経営管理能力の向上と新規採用職員の早期育成

摘要

X社では約3,000人の社員のうち3分の1が今後5年間で退職してしまう。こんな事態が今まさに現実のものとなろうとしています。東京都下水道局も例外ではありません。当局においては，昭和40年代に下水道普及率向上を目指して事業を推進するため土木職を中心として多くの職員を採用しました。一般的にも2007年問題として，いわゆる団塊世代の大量退職のことがいわれていますが，当局においても，大量採用した職員が今後一斉に定年を迎えることとなります。