高浜3・4号機のプルサーマル計画の理解獲得に尽力: 地元に軸足を置いた原子力事業運営・地域共生活動を展開

摘要

関西電力は今年1月、中断していた高浜発電所3号機と4号機におけるプルサーマル計画の準備作業に 着手し、3月には、原子燃料製造メーカーの原子燃料工業とMOX燃料製造の本契約を締結して、計画を再 開した。関西電力はこれに伴い、地域交流誌や新聞広告、地元ケーブルテレビなどでプルサーマルの内容や その必要性、これまで行ってきた取り組みの経緯などについて解説したり、パンフレットを更新したりする などして積極的な情報公開を行い、地元の理解獲得に努めている。今後は安全を最優先に、－つひとつのス テップを確認しながら確実に計画を進めていく方針だ。 また7月20日、福井県おおい町の臨海リゾート施設「うみんぴあ大飯」内に、新たな観光スポットとな る蘭西電力の体験型PR施設「エルガイアおおい」がオープンした。