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フタロシアニン金属錯体のマイクロ波加熱合成 —収率とマイクロ波照射による最高到達温度との関係—

机译:微波加热合成酞菁金属配合物-微波辐照度与最高温度的关系-

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摘要

多官能性フタロシアニン金属錯体は,導電性,エレクトロクロミズムおよび液晶形成などの多くの用途に非常に有用であるため,近年,フタロシアニン誘導体の合成が非常に興味を引いている。以前我々は,フタロシアニン銅錯体のマイクロ波加熱による合成において,テンプレート効果が観察されなかったことに気づいた。これは,添加金属塩の誘電損失係数に起因すると考えた。しかし,希薄溶液中の金属塩の誘電損失係数を直接測定することは非常に困難である。基礎的なマイクロ波理論によると,マイクロ波照射により得られる熱量は誘電損失係数に比例するため,マイクロ波照射により到達した金属塩を含む溶液の最高温度は誘電損失係数の間接的な指標となり得ると考えられる。そこで本研究では,12種類の金属塩(MCl2, MSO4, M(OAc)2: M=Co,Ni,Cu,Zn)をそれぞれ含むグリセリン溶液にマイクロ波を照射し,マイクロ波照射によって到達した溶液の最高温度を各金属塩について測定した。次に,これらの12種類の金属塩を用いて,マイクロ波加熱により対応するフタロシアニン金属錯体(C8S)8PcM(M=Co,Ni,Cu,Zn)を合成した。その結果,大変興味深いことに,マイクロ波加熱による(C8S)8PcMの合成は,最高到達温度を与えた金属塩(反応種)の順番に,(C8S)8PcMの最高収率も与えることを見出した。これは,今後,マイクロ波加熱を用いた有機金属錯体の合成において重要な指針となるだろう。
机译:近年来,酞菁衍生物的合成引起了人们的极大兴趣,因为多官能酞菁金属络合物在许多应用中非常有用,例如电导率,电致变色和液晶形成。以前,我们注意到在微波加热的酞菁铜配合物的合成中未观察到模板效应。认为这是由于添加的金属盐的介电损耗系数引起的。但是,直接测量稀溶液中金属盐的介电损耗系数非常困难。根据基本的微波理论,微波辐射获得的热量与介电损耗系数成正比,因此,通过微波辐照达到的含金属盐溶液的最高温度可以作为介电损耗系数的间接指标。可以想象的是。因此,在本研究中,我们使用了12种金属盐(MCl 2 ,MSO 4 ,M(OAc) 2 :M = Co,Ni,用微波照射包含Cu和Zn的甘油溶液,并测量每种金属盐通过微波照射达到的溶液的最高温度。接下来,使用这12种金属盐,通过微波加热相应的酞菁金属配合物(C 8 S) 8 PcM(M = Co,Ni)。 ,铜,锌)合成。结果,非常令人感兴趣的是,通过微波加热对温度最高的金属盐(反应性物种)进行了(C 8 S) 8 PcM的合成。反过来,他们发现他们也提供了(C 8 S) 8 PcM最高的产量。这将是将来使用微波加热合成有机金属配合物的重要指南。

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