現代住宅の緩衝空間における五十嵐淳の「バッファー空間」の位置づけ

摘要

本研究では、戦後の先進的な建築家たちの設計した独rn立住宅34 例の56 の緩衝空間と、五十嵐氏の設計した独rn立住宅9 例の26 の緩衝空間を分析し、比較・検証するこrnとで五十嵐氏の提唱する「バッファー空間」の定義を探rnった。その結果、五十嵐氏の作品は代表的住宅に比べてrn一つ一つの緩衝空間が小さく、それらのほぼすべての外rn接率が低いことなどから緩衝空間における五十嵐の「バrnッファー空間」の特徴を示した。