キャビテーションプラズマ処理水を用いたメチレンブルーの分解に及ぼす電極材質の影響

摘要

キャビテーションプラズマ (CBP : Cavitation Bubble Plasma) 法は液中で効率よく低温プラズマを生成することができる手法である(1)。CBPによって処理された水 (CBPTW:CBP treated water)はメチレンブルー(MB)を分解する効果が持続することがわかっている(2)。分解効果はCBPTWに含まれる活性酸素種に起因すると考えられる。これまでに CBPTW を作製するときに使用する電極の材質を変化させるとCBPTWのpH、導電率、酸化還元電位、過酸化水素濃度も変化することがわかっており、活性酸素種も影響を受ける可能性がある。