食品着色料もしくは有毒植物を使用した色素増感型太陽電池の作 製

摘要

ヨウシュヤマゴボウ色素と 4 種の食品着色料を使用して色素増感型太陽電池 （DSSC）を作製した。いずれの色素も可視領域で最大吸収波長を持つため、DSSCで の吸着色素として活用した。食品着色料はヨウシュヤマゴボウ色素と比べると電池性 能で上回ったが、これは不純物の有無が関わっていると考えられる。不純物は照射光 を吸収し且つ励起電子がチタニアに注入される際の抵抗となりうるため、除去による 最適化を検討している。