3元ブロック系エラストマーの弾性率に対する2元ブロックおよび選択溶媒の添加効果

摘要

その結果，ヤング率はブリッジ含有率に比例し，ループと末端自由鎖には大差がないこと，流動を加えてもブリッジの引き抜きはそれほど顕著にはならないこと）を明らかにしてきた．本研究では，SISにIの選択溶媒であるtetradecane（C14）を添加して中央鎖を膨潤させたSIS/C14系，短鎖SIを混合したSIS/SI系，およびSIS/SI系にC14を混合させた3つの系における弾性率の測定結果について報告する．