メカニカルアロイング法により作製された（Ti_(0.9)M_o(0.1))C-Niサーメットにおける組織と機械的特性に及ぼすNi量の影響

摘要

レアメタルの観点から、TiC, TiN, TiCN基サーメットは超硬合金の代潜材料として考えられている。代替を実現するためにはさまざまな　特性の改良が必須である。一般に上記サーメットは、Mo添加等により硬質相が2塵構造となる（コア－リム構造）。しかしながら近　年、コアーリム構造のないサーメット（固溶体サーメット）の研究が盛hに進められている。 本研究では（Ti_(0.9)Mo_(0.1)C-20, 30, 40 mass ％Ni固溶体サーメットを作製し、その組織および機戎的特性を調査することを目的とする。