家庭における親子の省エネルギー行動の定着に関する研究(その2)介入方策による居住者の意識·行動およびエネルギー使用量の変化

摘要

本研究は，モニター住宅を対象として，省エネルギー (以下，「省エネ」）意識·行動•知識，生活行動に関す るアンケート調査と，水•ガス·電気使用量の実測調査 を行い，家庭における親子の省エネ意識•行動の実態を 明らかにすることを目的としている。既報では，モニ ター住宅における夏期，秋期，冬期の調査結果から，居 住者の意識•行動とエネルギー消費の実態,省エネ意識·行動と実際の水•ガス•電気使用量との関係を分析した。 その結果，世帯レベルでは，意識と水•ガス·電気使用 量に，個人レベルでは，子どもの意識と入浴の水使用量 にそれぞれ関連がみられた。