電子付箋を利用した議論のための連想支援機構の開発

摘要

グループでのブレインストーミング(以下，BS とする) において，紙の付箋にアイデアを書き出し，模造紙などに貼ることで意見の共有を行うことが一般に行われる．しかし，紙の付箋を利用したBS では，道具の片付け，アイデアの電子化やその再利用において手間が多いという問題がある．これにあたって，本研究では，実世界の紙の付箋と電子付箋を併用してBS を行える，実世界型電子付箋システムMahoca[1] を開発した．