水廻りと主居室についての分析:集合住宅における居室の分節方法に関する研究その3

摘要

本編では3つの分節要素のうち（水廻り）と（主居室）に着目して分析する。2-1.水廻りと住戸外形の関係住戸外形と関係して住戸の平面を決定づける要素として、キッチン•トイレ•風呂といった水廻りの配置があると考えられる。全体として年経過による著しい傾向は見られないが、「含有iü」が減少するにしたがって3面の外壁に接する。「分別」を含む配置パターンが1"0年代以降は一定の割合を占めることがわかる。（図1)また、図2では、上記（図1)で減少傾向にあった、「含有İÜ」の住戸外形の割合は方形が特に多い。逆に増加傾向であった、分別を含むパターンは方形よりも、不定形の割合が多いことが見てとれる。