間接照明の実用化に向けた基礎実験　第2報　照度測定およびアンケート調査による直接照明と間接照明の比較分析

摘要

直接照明は、少ない電力で基準照度を確保できるので省エネにつながるが、光源が見えるので目がちらつきやすく、疲れやすい。間接照明は、ムラが少なくて目が疲れにくく快適性に優れていた。どちらにもメリット·デメリットがあり、何を重点に考えるかによつて適している照明方式が違ってくるといえる。明るさとしては少し暗めだが作業性に支障があまりなく、直接照明の750[lx]とほぼ同じ電力量の間接照明の500[lx]を室内照明にすることで室内環境の向上につながると考えられる。