損傷を被った間仕切壁の耐火性能に関する実験その3: 加熱実験

摘要

加熱実験により以下の知見を得た。せh断試験によりロッキングが生じた間仕切壁よりも龜裂や隅角部への損傷が大きな間仕切壁の方が、耐火時間が長いことがいえる。ロッキングによる耐火性能劣化はステーブルを多量に打つことで抑制することができる。ステーブルや接着剤によるボード間の接着性が良くとも、ビスによるボードとスタツドの接合性次第では加熱時に早期のボード脫落が起こりうる。