工業高校における地域参加型体験学習による教育効果に関する研究: 北日本地域のアンケート調査の分析

摘要

地域参加型体験学習の活動を教育課程に位置付けていくためには、施設改善や指導体制を整えるなど課題がある。また、教育効果をあげていくためには次の点の課題を明らかにしていくことである。(1)教育カリキュラムとしての工夫として準備段階からの時間数など教育課程の検討(2)「インターンシップ」の課題分析として専門教育•基礎教育の指導態勢の確立(3)カリキュラム化へ位置付ける可能性として施設設備とあわせて指導者の充実地域参加型体験学習のアンケートを集計し、青森県内および東北•北海道において先進的に実践活動している事例があり,今後詳細調査を実施し,工業教育の学習の意欲を向上させていく上で総合教育科目として位置付けについて分析調査を進め、課外活動における活動時間をカリキュラム化することを検討していきたい。