建機部品の加工·溶接·塗装までをJIT対応で一貫生産：3次元CADを活用したVA/VE提案を得意先に依頼

摘要

同社は国内で生産される建設機械用ラジエーターメーカーの㈱ティラドから、ラジエーターフレーム·ファンガードなどラジエーター周りの板金製品の加工·溶接アッシー·塗装までを一貫受注している。リーマンショック後に限っては建機需要が激減することで厳しい経営を強いられたが、2㈱8年11月に中国が景気対策で投入した4兆元の真水効果で2009年以降は中西部の社会インフラ投資が加速、このため日系建機メーカーも中国向け建機雷要が増大してきた。それに連ねて、同社への発注量も尻上がりに増え、現在の生産は停滞以前の95％程度にまで回復している。景気後遺時に一次、人員を調整したが、今、仕事量が急速に回復してきて人手の不足が目立ってきている。ヒト（社員）だけは早急に補充するわけにもいがず、その不足分をカバーしているのが、2007年以降に導入したレーザマシンLC-3015F1NT＋ASF-3015f1＋TK、2009年導入のパンチ·レーザ複合マシンEML-3510NT＋ASR-48M＋TKなどの故新設備である。